てまり椀 呂色 木製 漆塗り
丸みを帯びた独特の形が何ともかわいらしい吸物椀です。その形からてまり椀と名づけました。
塗りは本格的で、漆を塗り上げた後、何度も磨くことで独特の艶を出す、呂色(ろいろ)仕上げになっています。
また色合いは、黒の塗りの上に朱を塗り重ね、その一部を磨いて下の黒を出す根来(ねごろ)塗りと、その全く逆の手法で黒の一部に朱を出す曙(あけぼの)塗りの2種類あります。
蒔絵や沈金とはまた一味違う、シンプルな中にも漆塗りの風合いを存分に楽しめる逸品です。
結婚祝いや、ご夫婦へのお祝いにペアで贈られたらいかがでしょうか?
「根来」黒の塗りに朱を重ね、一部を磨いて下の黒を出す根来塗り
「曙」朱塗りに黒を重ね、一部を磨いて下の黒を出す曙塗り
本格的な塗りの技法が用いられています
ペアでお贈りしても喜ばれます
独特の形がかわいらしい吸物椀